シナリオ6 ジジイの逆襲
 
エキサイティングラグナロクオンライン シナリオ6


BOTの横行、運営の怠慢などにより

ERO界は救世主を必要としていた。

次々と傷ついていくプレイヤー達


そこに1人の男が現れた。


見るからに老齢とわかるハンター

彼は Players と Gung の争いに関しては

「どうせ何も変わらない、β1時代(発足当時)から

 この運営は何もしてくれなかった」

と運営の怠慢も BOTの横行も

見て見ぬふり をしていたが

自分たちより若い、そして力の無いものたちが

必死で「今を変えよう」としている様をみて

「あと少しだけ」 と立ち上がった



リングの上では DS−BOTがその力を見せ付けていた

会場が暗くなる

ゆっくりと進む 老ハンター

会場は唖然としている。


しかし 彼がその頭の帽子を取った瞬間

会場全体から 大きな歓声が起こった。

「ああ、みんなワシを見ている

 ワシは客を喜ばせるために レスラーをやっていたんだった」


すでにハンターの目は 老人のそれとは違っていた。

BOTは余裕の笑みを浮かべて ハンターを眺めている

いきなり

老ハンターの鉄拳が BOTの顔面に炸裂した!

と同時にゴング!

ゴングの鳴るタイミングを完璧に見切っていたようだ


「よし、ワシが若い連中に 本物のプロレスっちゅうもんを

 みせてやるかの

 BOTは 稼ぐことしか頭にないんじゃろうが

 今日はワシのショーに付き合ってもらうぞ!」


老ハンターの 人をくったような技が次々にきまる

ときおり入るパフォーマンスも

かなりの技量がなければ

激しい試合の隙をぬって アピールすることは出来ない

技量の高さを物語っている

単純なアピールの面白さと、技量の高さで

初心者的なファンも コアなファンも

彼のレスリングに魅了されている


しかし

次第にBOTの攻撃がHITしはじめる

「やっぱりお年寄りには きついのだろうか?」

会場全体が不安につつまれる。

しかし、3カウントを取られることは無く

適度に受けては 技をかえしている。

どうやらこれも演出のようだ。

ピンチをこれでもかと演出してからの

逆転勝利

BOTはわけもわからず マットに沈んだ。

勝利アピールをする 老ハンター

彼は試合前の 無気力な年老いたハンターとは違っていた

自分はこのEROにいるぞ! と

力強くアピールしていた。



○ ハンター 
● DS-BOTハンター(負傷)

 


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シナリオ 6 −終ー

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